ホワイトハウスにトランプ大統領(右)を表敬訪問し、握手を交わす米大リーグ・ドジャースの大谷翔平=7日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米大リーグで昨年のワールドシリーズを制覇し、大谷翔平(30)や山本由伸(26)らが所属するドジャースは7日、ホワイトハウスにトランプ大統領を表敬訪問した。トランプ氏は大谷と満面の笑みで握手を交わして「まるで映画スターのようだ」と話し、同選手が昨シーズンに成し遂げた偉業をたたえた。

 トランプ氏は、昨年9月19日に大谷がメジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成したマーリンズ戦の内容を詳しく紹介。6打数6安打、3本塁打、2盗塁で大記録に到達したことに触れ「ただでさえ驚くべきことを史上最高と呼ばれる試合でやってのけた。あれ以上に素晴らしい試合はない」と絶賛した。山本とも握手し、「卓越した投手だ」と評した。

 米国では主要スポーツで優勝したチームによる大統領の表敬訪問が恒例行事。ただ、第1次トランプ政権の際には政治姿勢に反対する選手らが訪問を取りやめるケースが相次いでいた。