自民党県議の若井敦子氏(53)は12日、岐阜市内で記者会見を開き、今夏の参院選岐阜選挙区(改選1)に党公認候補で立候補することを正式に表明した。若井氏は「県議として10年間、地域に根ざした活動をしてきた。この経験を生かし、国政の立場から地方創生にチャレンジしていきたい」と語った。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら政策の柱の一つに「郷土を守る」を掲げ、人口減少対策として東京一極集中の是正などに取り組む考えを示した。「岐阜県は女性を中心に若者の県外流出が顕著。これを既存の思考にとらわれない新しい発想で変えたい」とし、「まずは若い女性がやりがいを感じられる仕事を地方で創出していく」と話した。
さらに「日本の真ん中にある岐阜県が地の利をより生かしていくために、災害に強い県土強靱(きょうじん)化を図っていくために、交通などインフラ整備をしっかりと進めたい」と強調。他に政策の柱として「未来を創る」「世界を翔(かけ)る」を示した。
「政治とカネ」の問題については「国民が納得しているかが全て。もっと国民の視点に立った説明が必要」と述べた。
(古家政徳)