岐阜北署は25日、岐阜市の80代男性のインターネット証券口座が何者かに乗っ取られ、約2300万円の株式が不正に売却される被害に遭ったと発表した。他人の証券口座を乗っ取り、勝手に株式を売買するといった犯罪手口による被害は全国で急拡大しており、金融庁が注意喚起している。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら署によると、15日に国内の証券会社から「不正な取引の疑いがある」と男性に連絡があり、男性が口座を確認すると8銘柄約2300万円の株が売却されていた。別の株を購入した履歴も残っていたという。
何者かが男性のログインIDやパスワードを使って株を無断で売却したとみられ、署は不正アクセス禁止法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで捜査している。