【ニューデリー共同】ロイター通信は28日、パキスタンのハワジャ国防相がインドによる侵攻が差し迫っているとの認識を示したと報じた。厳戒態勢を敷き、「部隊を増強した」とも述べた。インドはパキスタンとの係争地カシミール地方の自国支配地域で起きたテロをパキスタンによる犯行だとみなし、両国の対立が激化している。
両国は核兵器保有国で、3度戦争したことがある。ハワジャ氏は、核使用の可能性について「国の存続が直接脅かされる」場合に限ると述べた。
テロは22日に起き、武装集団が観光客ら26人を殺害した。ロイターは、容疑者のうち2人はパキスタン人だとインドが発表したと報道した。