【モスクワ共同】ロシア連邦保安局(FSB)などは26日、首都モスクワ郊外でロシア軍中将のモスカリク参謀次長を爆殺した疑いで、ウクライナ特務機関要員のイグナト・クジン容疑者を拘束したと発表した。同容疑者が参謀次長殺害への関与を認める動画も公開した。
発表によると、2023年4月にウクライナの特務機関に雇われたクジン容疑者は、同年9月にモスクワ入り。自ら購入した車の内部に手製の爆発物と監視カメラを設置。今月25日に参謀次長が自宅を出た際にウクライナからの遠隔操作で爆発物を起爆させた。クジン容疑者はウクライナに住民登録がある。