【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコは6日、バチカンのサンピエトロ広場で開かれたミサに事前予告なしで姿を見せた。肺炎などのため、ローマの病院に1カ月以上入院した後、2週間前に退院した。公の場に登場したのは退院した日に病院のバルコニーから集まった信者らにあいさつして以来。
教皇は退院後、少なくとも2カ月間の在宅療養が必要とされている。入院生活で発話が難しい状態になったため、現在もリハビリなどを継続しているという。
6日はミサの最後に車椅子に乗って登場し、聴衆に向けて「良い日曜日をお過ごしください。ありがとう」とだけ述べた。教皇は退院後も酸素投与を受けている。