シーズンを終えて帰国し、羽田空港で取材に応じるジャンプ男子の小林陵侑=7日

 ノルディックスキーの世界選手権ジャンプ男子個人ラージヒルで銅メダルを獲得した小林陵侑(チームROY)が7日、羽田空港に帰国し「すごく成長できて、自信になったシーズンだった。これを糧に(来冬のミラノ・コルティナ冬季五輪に)乗り込みたい」と気合十分に言った。

 2024〜25年シーズン序盤は苦しんだが、2月中旬のW杯札幌大会で2連勝し、世界選手権は表彰台の一角を確保。「メダル争いができるところまで持っていけたのは収穫」と笑顔で総括した。

 22年北京五輪は個人ノーマルヒルを制したものの、個人ラージヒルは2位。次の五輪は、より飛距離が出るため人気があるラージヒルでの頂点が目標だ。