昨年12月の全国高校選手権に出場した長崎県の島原中央高女子バスケットボール部の男性監督が部員への指導を逸脱したハラスメントなどにより、日本バスケットボール協会(JBA)から1年間の資格停止処分を受けたことが28日、分かった。学校関係者によると、一部に事実誤認があるとして、JBAへ申し立てを検討しているという。

 JBAから通知を受けた監督が学校に相談したことで判明。学校側は18日にオンラインで保護者説明会を開いたが、処分の具体的な理由を明かさなかった。学校関係者は「子どもたちに不安や動揺を与えている。生徒ファーストの対応をしていきたい」と説明した。