週明け31日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台前半で取引された。

 午前10時現在は前週末比1円08銭円高ドル安の1ドル=149円30〜31銭。ユーロは37銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円84〜90銭。

 トランプ米政権の関税強化策による米景気の悪化懸念から、比較的安全な資産とされる円を買ってドルを売る動きが先行した。

 市場では「投資家のリスク回避姿勢が鮮明になっている」(外為ブローカー)との声があった。