岐阜県恵那市内での蒸気機関車(SL)復元に向けた機運醸成イベント「あけてつ春のSLフェスティバル」が、明知鉄道明智駅(同市明智町)周辺で開かれた。簡易復元したSLの試乗のほか、鉄道好きで知られるモデルの市川紗椰さんの恵那観光大使の任命式やトークショーなどがあり、多くの鉄道ファンが訪れた。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら市川さんは明知鉄道名誉顧問を兼務する。トークショーでは、明知鉄道観光大使の小倉沙耶さんと「明知鉄道で実現してほしい○○列車」のテーマで話を展開。「地元で盛んな発酵食品」「ラーメン」など次々とアイデアを披露し合い、会場を盛り上げた。
鉄道グッズの販売やSL復元を応援するファンクラブの募集、鉄道をテーマにしたペーパークラフトなど、さまざまなブースも登場し、家族連れらが巡りながら楽しんでいた。
恵那観光大使の任命式は、近くの市恵南商工会館で開催され、市川さんのほか、パベウ・ミレフスキ駐日ポーランド大使が選ばれた。ポーランドと恵那市は、2021年の東京五輪で同国カヌーチームが恵那市の笠置峡で事前キャンプを行って以降、交流が続いている。