【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡り、イスラエルメディアは28日、同国の交渉団を率いるデルメル戦略問題相が、仲介国エジプトの情報当局トップと協議するため、カイロに派遣されたと報じた。エジプトはイスラム組織ハマスの代表団とも協議したばかり。仲介努力が続いているもようだ。
イスラエルは5年間の停戦案を拒否する意向。ハマスが人質を全員解放し、イスラエル軍がガザから完全撤収することで5〜7年の停戦を目指す案があるとの報道があった。ネタニヤフ首相は対パレスチナ強硬派を抱える政権維持のため、停戦に消極的だとの批判が強まっている。