日本国際博覧会協会(万博協会)は28日、前売りを含めた大阪・関西万博の入場券販売枚数の累計が25日時点で1040万9460枚になったと発表した。開幕した13日から27日の約2週間で会場から計51人が救急搬送されたことも明らかにした。熱中症疑いの人はいなかったとしている。
入場券販売総数のうち前売り券は約969万2千枚。開幕後は約71万7千枚売れた。入場券売り上げは万博運営費の財源に充てる計画で、万博協会は計2300万枚の販売を目標に掲げている。
万博協会の高科淳副事務総長は、開幕後は会期中に何回も入場できる通期パスの販売が伸びていると強調した。