26日午後0時5分ごろ、和歌山県串本町で「近所の家が燃えている」と近隣住民から119番があり、焼け跡から3人の遺体が見つかった。この家に住む70代の男女と連絡が取れていない。2人暮らしの夫婦とみられる。新宮署が3人の身元と出火原因を調べる。
署によると、2人は須崎和男さん(76)とひな子さん(74)。住宅は全焼し、焼損面積は約175平方メートル。
現場の隣に住む会社員(68)は「煙が出ているのが見えてすぐに通報した。火の勢いが非常に強く、あっという間に燃え広がった」と驚いた様子で振り返った。
現場はJR串本駅から南約600メートルの住宅街。