取材に応じるスピードスケート女子の高木美帆=26日、宮崎市

 スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)を中心とする「チーム・ゴールド」が26日、宮崎市内での合宿を報道陣に公開し、高木は来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪へ「貪欲に、真っすぐに、ひた向きにスケートと向き合っていきたい」と意気込みを語った。

 3月中旬に2024〜25年シーズンが終わったばかりだが、五輪を見据えて例年よりも約3週間前倒しで再始動。この日は快晴の下、自転車の路上トレーニングで体力強化を図った。「準備に余裕を持てるので、やるべきことに集中できる。有意義な時間を過ごせている」と充実感を示した。

 チームは高木の他に女子の佐藤綾乃(ANA)や新加入の堀川桃香(富士急)、中国選手も含めた計7人の陣容。オランダ人コーチの指導を受けながら汗を流した。宮崎市では30日まで練習し、その後は5月下旬から約2カ月間、オランダ、ドイツでトレーニングの予定。