【ヤンゴン共同】ミャンマーで3月に起きた大地震で最大級の被害が出た中部マンダレーに派遣された日本の国際緊急援助隊医療チームが活動を終了し、最大都市ヤンゴンから25日、帰国の途に就いた。2次隊の井上潤一副団長は「世界はミャンマーを見捨てていないと人々に伝わり、勇気づけることにつながれば」と活動を振り返った。
医師や看護師らで構成するチームの1次隊が今月2日に、交代の2次隊が13日に、ミャンマー入りした。2次隊の池田直哉団長によると、計2100人強の患者を診察。地元医療機関が通常に戻りつつあり、他国も引き揚げ始めたため、活動を終了することになった。