【ローマ共同】国際原子力機関(IAEA)は24日、ロシアが占拠するウクライナ南部のザポリージャ原発で現地の状況確認を続けているIAEAの専門家チームが、過去1週間ほぼ毎日、原発周辺で爆発音や銃声を聞いたと発表した。

 IAEAによると、23日には激しい銃声がしたため屋内待機を命じられた。また無人機攻撃の恐れがあるため、原発で予定していた活動の延期が決まった。

 ザポリージャ原発は欧州最大で、2022年3月にロシア軍が占拠。戦闘に巻き込まれて原子力事故に発展する危険性が指摘されている。