25日、モスクワで握手するロシアのプーチン大統領(右)とウィットコフ米中東担当特使(ロシア大統領府提供・ゲッティ=共同)

 【モスクワ共同】ロシアとウクライナの和平交渉を巡り、ウィットコフ米中東担当特使は25日、モスクワでプーチン大統領と会談した。ロシアのウシャコフ大統領補佐官によると、ロシアとウクライナによる直接交渉再開の可能性が主な議題だった。

 26日にはバチカンでのローマ教皇フランシスコの葬儀に合わせ、トランプ米大統領ら各国首脳が和平問題を協議する可能性がある。

 トランプ氏は24日、ロシアの大規模攻撃を批判し、プーチン氏をファーストネームで呼び「ウラジーミル、(攻撃を)やめろ」とソーシャルメディアで訴えた。

 停戦交渉について「私は期限を設けている。それを過ぎれば全く異なる態度で臨む」と記者団に述べた。