岐阜県内には道の駅が50カ所以上あります。北海道に次いで全国2位の多さで、各地の観光の拠点となっています。そんな岐阜の道の駅で、特に人気があるのはどこでしょう。過去10年分のデータを基に調べてみました。連続1位の道の駅にも取材。「なんで1位か分からない・・・」と言いますが、看板商品へのスゴいこだわりがありました。(岐阜新聞デジタル独自記事です)
岐阜県観光入込客統計調査をベースに、2014年から23年までの10年分のデータから県内各地の道の駅の入り込み客数を調べました。
過去10年間の合計入り込み客数をランキング形式にして10位から見ていきましょう。カッコ内は所在地と、10年間の入り込み客数の合計です。
第10位「古今伝授の里やまと」(郡上市大和町剣、349万人)
郡上市を南北に貫く国道156号に近い立地は旅の休憩スポットとしても最適。個人的にこちらのお薦めは隣接する温泉。露天風呂の空が広く感じます。イベントも多く開いています。

第9位「織部の里もとす」(本巣市山口、353万人)
根尾に向かう国道157号沿いにある大きな道の駅で、山門風の建物がよく目立ちます。物販が充実しており、鹿肉などジビエも販売。バーベキューやキャンプに行くときに寄りたい道の駅です。

第8位「土岐美濃焼街道どんぶり会館」(土岐市肥田町肥田、398万人)
名前やどんぶりをイメージした外観通り、美濃焼をテーマにした道の駅です。どんぶりをはじめ、土岐市内の窯元の焼き物をお値打ち価格で提供しています。

第7位「白川郷」(大野郡白川村飯島、413万人)
東海北陸自動車道白川郷ICを降りてすぐの道の駅。グラフを見ると、23年の入り込み客数が前年比の1.3倍に急増しています。インバウンド(訪日客)の影響でしょうか。

白川郷=大野郡白川村飯島
第6位「月見の里南濃」(海津市南濃町羽沢、465万人)
国道258号沿いにあり、地域の農産物を販売しています。南濃みかんの産地だけあって柑橘系が充実しています。足湯で旅の疲れも癒やされます。

ここからはいよいよトップ5です。過去10年間の入り込み客数の推移もグラフで紹介します。
※グラフ左上にある▶の「再生ボタン」を押すか「スクロールバー」をスライドさせるとグラフが動きます(自動再生が始まるまで数秒かかります)。...