開催中の大阪・関西万博を通じて中国への理解を深めてもらおうと、在大阪中国総領事館などが25日に大阪市内のホテルでシンポジウムを開いた。出席した薛剣駐大阪総領事は「中国パビリオンに足を運び、文化の奥深さや最新技術の成果を体験してほしい」とあいさつした。
シンポジウムには、日中の経済関係者ら約120人が参加。日中双方の専門家らが登壇し、中国の政治情勢や経済、外交の状況をスクリーンなどで説明した。
万博の中国パビリオンは古代の書物「竹簡」をモチーフにした外観で、中国文化や科学技術を紹介。31の省、自治区などが順次イベントを開催している。