東京証券取引所

 16日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落し、3万4000円を割り込んで取引を終えた。米政権の関税強化に伴う世界経済の先行き懸念から、売り注文が優勢だった。外国為替相場の円高ドル安進行も重荷となった。

 終値は前日比347円14銭安の3万3920円40銭。東証株価指数(TOPIX)は15・32ポイント安の2498・03。出来高は16億4582万株。

 前日の米国市場では、主要な株価指数がそろって下落した。東京市場では、朝方に一時平均株価が上昇したものの、その後は半導体関連株を中心に売りに押された。