来年2月から始まるミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピック組織委員会のアンドレア・バルニエ最高経営責任者(CEO)が16日、東京都内のイタリア大使館で記者会見し「持続可能な大会を開く道を選んだ」と意義を述べた。会場の多くを既存か仮設で対応するため、四つの会場群で異例の広域開催となる。
大阪・関西万博会場での聖火リレーのトーチ公開に合わせて来日。2月から販売を始めた観戦チケットは25〜40歳の層に人気で予定の6割が売れ「若い人に関心を持ってもらっている」と語った。1万8千人ほどの確保を想定するボランティアには国内外から約11万人の応募があったという。