ブルージェイズのベンチに並んで置かれた「魚雷バット」(左)と通常のバット=トロント(AP=共同)

 日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が7日、東京都内で行われ、「魚雷」と称される特殊な形状のバットについて、ルール上問題がないことを確認した。NPBの中村勝彦事務局長は「規則委員会から(公認野球規則に)反していないと報告があった」と説明した。

 「魚雷バット」は芯の部分が最も太く先端に向けて細くなる形で、米大リーグのヤンキースなどで導入され注目を集めている。早ければ今週末にも規則委員会で再度協議され、来月の実行委員会で正式な使用容認などの結論を出すという。

 中村事務局長は今後の対応について「メーカーにも(容認の)連絡がいる。早めにやりたい」と話した。