Jリーグは4日、J3の監督を務めるのに必要な指導者ライセンスの条件緩和を検討していると明らかにした。Jリーグのクラブを率いるためには、かつてのS級コーチライセンスに当たる最高位の「プロライセンス」が必要だが、J3は一つ下位の「Aジェネラル」でも指揮を執れるようにする案がある。新たな人材が挑戦しやすい環境をつくる狙い。

 若手育成を目的とした「U―21(21歳以下)リーグ」新設も議論している。10クラブ以上が参加を模索しており、今夏までに結論を出す方針。実施の場合、シーズンの開幕時期が8月に変わる2026〜27年シーズンにも開始する。