【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は10日、米国とイランが12日、中東オマーンでイランの核開発問題を巡り「直接対話」すると表明した。ルビオ氏は閣議で「米国はイランが核兵器を持つことはないと明確に述べてきた」と強調。「対話が平和につながることを望む」と話した。
ウィットコフ米中東担当特使とイランのアラグチ外相が参加する見通し。国務省のブルース報道官は10日の記者会見で「イランが真剣かどうかを見極める最初の1歩になると期待している」と述べた。交渉ではなく対話だと強調し、今後続けるかどうかも不明とした。
米国との直接交渉を拒否するイランは間接交渉と主張している。