鹿児島県・奄美大島で31日、海開きがあり、神主が海の安全を祈願する神事を催した。旧暦3月3日の桃の節句に合わせた恒例行事で、長女の葵羽ちゃん(1)を連れて参加した奄美市のダイビングインストラクター遠藤春香さん(39)は「島の伝統行事に参加できてうれしい。元気に育ってほしい」と願った。
海開きは島北部のリゾート施設が主催し、家族連れや奄美海上保安部の関係者ら約30人が参加した。初節句を迎えた赤ちゃんを連れた親子らは、神主からおはらいを受けた後、波打ち際で赤ちゃんの足を海水に浸し、無病息災を祈った。