巨人の坂本勇人選手

 料亭やクラブでの飲食費などを経費として申告したとして、東京国税局がプロ野球巨人の坂本勇人選手(36)に対し、2022年までの3年間で、計約2億4千万円の申告漏れを指摘していたことが2日、関係者への取材で分かった。過少申告加算税など約1億円を追徴課税したとみられる。

 読売巨人軍広報部は「従来認められていた自主トレなどの費用も含め否認されたが、税務署の指示に従って申告し、納税した。いわゆる脱税に当たる悪質な申告漏れ、または所得隠しには当たらない」とコメントしている。

 関係者によると、巨人の同僚選手らとの会食費用などを経費として計上していた。収入を得るために直接必要となった支出は経費として計上できるが、野球に直接関係しない支出と判断され、経費として認められなかったとみられる。

 坂本選手は兵庫県出身。光星学院高(青森県、現八戸学院光星高)から巨人に入団し、内野手として活躍してきた。19年にはセ・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれ、21年の東京五輪では野球の日本代表として金メダルを獲得した。