ぎふ長良川花火大会の実行委員会は31日、岐阜市神田町の岐阜商工会議所で会議を開き、8月9日に開催する第3回花火大会の有料観覧席「花火応援席」の種類や販売スケジュールを決めた。新設を含め指定と自由で計12種類の席を用意し、昨年より約千人分多い約2万1500人分を販売する。販売価格は検討中。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら会場は、例年と同じ長良川の長良橋から金華橋の1・4キロで、右岸側を有料観覧エリア、左岸側を打ち上げ場所にする。
有料席は指定席7種類と自由席5種類。指定席では、前回はペアシートを設置していたエリアにパイプ椅子2脚を追加し、最大4人まで利用可能な「視界良好ボックスシート」、自由席エリアの一部に長机1台と椅子3脚を置く「らくらくテーブル席」、丸テーブル1台と椅子6脚を配置し、最大6人で楽しめる「プレミアムテーブル席」の3種類を新設する。自由席では、花火の見え方に差があった階段席を「S席」と「A席」の2種類に分けて販売する。
販売期間は、岐阜市民の先行抽選販売の申し込みが5月17日から6月13日までで、一般先着販売は7月9日から8月9日まで。市民先行販売がチケット販売サイト「チケットぴあ」かはがき、一般先着販売はチケットぴあかコンビニ店頭で申し込む。
会議の冒頭で、実行委員会長の村瀬幸雄岐阜商工会議所会頭は「一番の課題はコストアップだが、知恵を出して工夫しながら継続したい。コスト増に負けるような大会ではないと思っている。支援をいただきながら、第3回に向かっていきたい」とあいさつ。会議では、花火を打ち上げる煙火業者なども決めた。
大会は岐阜市や岐阜商工会議所、岐阜新聞社、中日新聞社などの官民一体でつくる実行委員会形式で開催する。
(玉田健太)