店舗に展示されているファーウェイの新型スマートフォンを手に取る来店者=3月20日、北京(共同)

 【北京共同】中国IT大手の華為技術(ファーウェイ)は31日、2024年12月期の売上高が前期比22%増の8620億元(約17兆7千億円)だったと発表した。米制裁を受けて業績が落ち込む前の水準に近づいた。

 純利益は28%減の625億元。研究開発費は1796億元で、売上高の約2割の規模だった。

 ファーウェイは第1次トランプ米政権時代の19年に制裁対象となり、スマートフォン用の先端半導体などを調達できなくなった。ピークの20年12月期に8913億元あった売上高は21年12月期には約3割減少した。