駐車禁止除外指定車標章をカラーコピーして偽造したとして、警視庁神田署は28日、有印公文書偽造容疑で、大相撲時津風部屋の師匠だった坂本正博元親方(51)=元幕内時津海=を追送検した。この標章を使ったとして偽造有印公文書行使の疑いで2月に逮捕され、その後処分保留で釈放されていた。標章は障害のある人らに交付される。

 追送検容疑は昨年12月25日、東京都品川区のコンビニで、都内の60代知人男性に交付された標章をカラーコピーした疑い。署によると、容疑を認めている。

 署は、神奈川県に住んでいた男性名義の偽の標章も使ったとして、偽造有印公文書行使の疑いでも元親方を追送検した。