週明け31日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落し、全面安の展開となった。前週末終値からの下げ幅は一時1500円を超えて節目の3万6000円を割り込み、3万5500円台を付けた。取引時間中として昨年9月以来、約半年ぶりの安値水準。
前週末の米国株式市場で、米景気減速への懸念を背景に主要な株価指数が軒並み下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で売り注文が膨らんだ。米関税政策の先行き不透明感も重荷となった。
午前終値は前週末終値比1428円81銭安の3万5691円52銭。TOPIXは89・87ポイント安の2667・38。