28日午前の東京株式市場はほぼ全面安の展開となり、日経平均株価(225種)が大幅続落した。下げ幅は一時800円を超え、節目の3万7000円を割り込んだ。トランプ米大統領が表明した輸入自動車への追加関税が業績を押し下げるとの懸念から、前日に続きトヨタ自動車やホンダなど自動車株が大きく値を下げた。
午前終値は前日終値比788円31銭安の3万7011円66銭。東証株価指数(TOPIX)は61・64ポイント安の2753・83。
自動車の生産や米国への輸出が減少すれば悪影響が波及するとの思惑から、鉄鋼株や海運株の下落も目立った。