トランプ米大統領(ゲッティ=共同)
 28日、米ホワイトハウスに姿を見せたトランプ大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は28日公開のアトランティック誌とのインタビューで「私は米国と世界を統治している」と自信を誇示した。1期目と比べて政権内で抵抗勢力がいなくなったとの認識を示し、不法移民対策やウクライナ和平に注力しているとアピールした。

 第2次トランプ政権は29日で発足から100日。トランプ氏は憲法が禁じる3選を模索する可能性を問われ「私が考えていることではない」と述べた一方、支持者が期待しているとして含みを残した。

 ロシアとウクライナの戦争について「第3次大戦に発展する可能性がある。私は世界中の多くの命を救おうとしている」と指摘した。

 トランプ氏は1期目の政権運営で一部の閣僚らから抵抗を受けたことに言及し「多くの腹黒い人々がいた」と批判した。教訓を生かして2期目の政権運営に臨んでいるとし「とても楽しんでいる」と語った。