週明け28日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比22銭円安ドル高の1ドル=143円61〜63銭。ユーロは09銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円97銭〜163円01銭。
前週25日(日本時間)の日米財務相会談で大きな波乱がなかったほか、トランプ米政権が関税分野などで各国と交渉する姿勢を見せているため、市場では警戒感が薄れて円を売ってドルを買う動きが優勢となった。
市場では「今週は日銀の金融政策決定会合が控えており、様子見ムードもある」(外為ブローカー)との声があった。