警察車両の赤色灯

 28日午前9時40分ごろ、川崎市川崎区東扇島の物流倉庫の建設工事現場で建築資材が落下し、作業員5人が巻き込まれた。神奈川県警によると、50代男性が鉄骨などの資材の下敷きとなり、搬送先の病院で死亡が確認された。他に10〜70代の男性4人が頭から出血するなどして1人が重傷、3人が軽傷だった。

 川崎臨港署が業務上過失致死傷の疑いで、落下した事故の経緯を調べている。

 署によると、死亡した男性は1階付近でワイヤを焼き切る作業をしていた。この場所付近で爆発が起き、直後に上層階から鉄骨や足場など資材が落下したという。同僚が「作業中に物が落ちてきた」と、119番した。