車が爆発したモスクワ郊外の現場=25日(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシア連邦捜査委員会は25日、首都モスクワ郊外で車が爆発し、ロシア軍中将のヤロスラフ・モスカリク参謀次長が死亡したと発表した。暫定捜査の結果として、手製の爆発物が作動したのが原因だとした。ウクライナによる爆殺との見方も浮上している。

 昨年12月にもモスクワ東部の住宅入り口付近で電動キックボードに仕掛けられた爆発物が爆発し、ロシア軍中将のイーゴリ・キリロフ放射線化学生物学防護部隊長とその補佐官が死亡。ウクライナ治安筋は共同通信の取材に、特殊作戦で殺害したと認めた。