【ワシントン共同】米共和、民主両党の連邦議員17人がトランプ大統領とルビオ国務長官に連名の書簡を送り、北朝鮮による日本人拉致被害者の帰還を優先課題にして解決に取り組むよう求めた。中心となって書簡をまとめたジル・トクダ下院議員(民主党)の事務所が25日、明らかにした。
書簡は4日付。トランプ氏が1期目の2017年に国連総会演説で拉致問題に言及したことで「国際的な関心」を高めたと評価し、トランプ氏には拉致問題の解決に向けて進展させる「唯一無二の機会がある」と期待を寄せた。成功に導けば「歴史的な外交成果になる」と指摘した。