【北京共同】米インド太平洋軍は25日までに、米軍のB1B戦略爆撃機が15日に青森県の三沢基地に展開したと明らかにした。日韓などの「同盟国との訓練」や「戦略的抑止」を支援する目的だとしている。期間は不明。北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、B1Bの展開は地域情勢の不安定化につながると批判する論評を報じた。
B1Bは今年に入り、朝鮮半島上空で日本や韓国との合同訓練を繰り返している。朝鮮中央通信はB1Bが三沢基地に長期配備される可能性を指摘し、軍事的な脅威を高めるのは「決して(周辺)地域の安全保障に寄与しない」と反発した。