プロ野球の12球団選手年俸

 日本プロ野球選手会は21日、加入選手を対象とした年俸調査の結果を発表し、球団別の支配下登録選手の今季平均年俸では巨人が1557万円増の7800万円で2年ぶりにトップとなった。12球団の支配下登録選手725人の平均は192万円増の4905万円で、現行の調査方法となった1988年以降で最高を更新した。

 昨年トップのソフトバンクが150万円増の6956万円で2位、阪神が204万円増の5799万円で昨年に続き3位。4位は4977万円のヤクルト、5位は4853万円のオリックス、6位は4466万円で昨季日本一に輝いたDeNA。

 西武が372万円減の3744万円で初の最下位となった。昨年最下位だった日本ハムは、579万円増の4062万円で9位に上がった。リーグ別の平均ではセが5128万円で、4685万円のパを上回った。

 調査対象は選手会に加入しており、今季開幕時点で支配下登録されていた選手。外国人選手など一部の選手は加入していない。