石破茂首相は21日、オランダのスホーフ首相と官邸で会談した。両国の関係強化に向けたアクション・プランを公表し、安全保障や経済、文化など幅広い分野で協力を推進する方針を確認した。石破首相は会談後の共同記者発表で「両国は価値や原則を共有する戦略的パートナーだ。緊密な連携は重要性を増している」と強調した。
会談で石破首相は昨年のオランダフリゲート艦の日本派遣など、インド太平洋地域への具体的な関与を歓迎した。スホーフ氏は「安保に関する協力を引き続き深化させていきたい」と語った。
ロシアの侵攻を受けるウクライナで公正かつ永続的な平和の実現に向け、協力を推進することで一致した。