茨城県は21日、中国陝西省と友好関係発展に関する覚書を締結したと発表した。両者が経済や青少年交流、ジャイアントパンダ保護といった分野で協力するとの内容。大井川和彦知事が19日、訪問先の同省西安市で趙剛省長とともに調印した。県は今後、パンダの誘致活動を強化する考え。
大井川氏らは17〜20日の日程で陝西省を訪れた。地元経済団体の関係者と意見交換した他、パンダやトキをはじめとする希少動物の保護研究施設を視察した。
覚書締結を受け、大井川氏は「大変喜ばしい。パンダ誘致活動のみならず、経済、人的交流をさらに促進したい」とのコメントを発表した。