ロシアによる侵攻を受けたウクライナでの日常の暮らしや文化を知ってもらおうと、日本に避難しているウクライナ人のバレリヤ・サベンコさん(23)が16日、石川県七尾市の国際交流協会で講演した。ボルシチなど郷土料理や地元の祭りなどを紹介し、母国の平和を願う思いを参加者と共有した。
サベンコさんは侵攻後の2022年春に来日。東京で日本語学校に通った後、昨年6月に七尾市へ移住し、エンジニアとして働いている。
講演会では「楽しいウクライナの様子を知ってほしい」と、出身地チェルニヒウの街並みやウクライナの料理、伝統衣装などを、写真を使って説明した。