中央競馬のクラシック3冠レース第1戦、第85回皐月賞(20日・中山11R2000メートル芝、G1)の最終追い切りが16日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、G1ホープフルステークスを勝って3戦全勝のクロワデュノールが絶好の動きを披露した。
栗東Cウッドコースで追走し、直線は内へ。最後は馬なりで11秒3をマークと、軽快だった。北村友一騎手は「余力があって、いい動きだった。負けたくない」と口元を引き締めた。
同じく3戦無敗のエリキングは坂路での単走で、シャープに駆け上がった。骨折明けを感じさせない走りに、中内田充正調教師は「現状の力は発揮できる」とうなずいた。