【モスクワ、キーウ共同】ロシア国防省は13日、ウクライナ軍のF16戦闘機1機を撃墜したと発表した。場所や日時は明らかにしなかったが、ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、F16で戦闘任務中だった男性パイロット(26)が戦死したと発表。ロシアの主張通りであれば、ウクライナ軍が失ったF16は昨年8月に続き2機目となる。

 ゼレンスキー氏は12日、パイロットに英雄の称号を授与した。ウクライナ軍は昨年8月、F16がロシア軍の巡航ミサイルの迎撃任務中に墜落したと発表していた。

 ウクライナ軍は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国からF16の供与を受けている。