再選を確実にして、花束を贈られる石田仁氏=13日午後8時5分、大垣市安井町、選挙事務所

 任期満了(21日)に伴う岐阜県大垣市長選は13日投票、即日開票され、無所属現職の石田仁氏(63)=自民、立民、国民、公明推薦=が、無所属新人の元市議岡田正昭氏(72)を退け、再選した。

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 石田氏は子どもの居場所づくりや大垣公園再整備など1期目に取り組んできた事業の継続を訴え、「将来、子どもや孫たちが喜んでくれる大垣にしよう」と主張して支持を集めた。

 岡田氏は市が進める大型事業の中止を訴え、交流サイト(SNS)も活用しながら批判票の取り込みを図ったが、浸透しなかった。

 選挙戦は争点に乏しく盛り上がりを欠いた。投票率は30・39%と、2021年の38・50%から約8ポイント下落。これまでの最低だった05年の33・21%を下回り、過去最低となった。