岐阜県警組織犯罪対策課と岐阜中署は14日、県内にある企業主導型保育所の建築工事を巡って国の助成金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、いずれも岐阜市西鶉、会社員の男(33)と自称無職の男(39)を逮捕した。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら2人の逮捕容疑は2018年7月末から19年1月末までの間、会社員の男が代表を務めていた会社の企業主導型保育事業助成金に絡み、審査機関の児童育成協会(東京)に虚偽の工事見積もり額などの内容を申請し、会社の預金口座に現金1359万7千円を振り込ませ、助成金をだまし取った疑い。
同課によると、申請当時は自称無職の男が実質的な経営者だった。2人はこれまでに宅地建物取引業法違反の疑いなどで県警に逮捕されている。県警は2人の認否を明らかにしていない。