地方創生支援官激励式で決意表明を聞く石破首相(左から2人目)=9日午前、首相公邸(代表撮影)

 政府は9日、地域に寄り添いながら課題解決を助ける「地方創生支援官」として中央省庁の職員180人を任命した。3人一組で「伴走支援チーム」を編成し、38道府県の60市町村に現地訪問やオンライン会議で助言する。各省庁での本来業務と並行しながら支援し、任期は1年。

 石破茂首相が公邸で開かれた式典で訓示し「中央と地方が一体感を持つことが重要だ。一緒に笑い、一緒に泣き、一緒に悩む、そのような働きを心から期待する」と激励した。

 チームは国の支援制度や、参考になる他地域の事例、有識者の紹介なども行う。