ルビオ米国務長官、ロシアのラブロフ外相(いずれもゲッティ=共同)

 【モスクワ、ワシントン共同】ルビオ米国務長官とロシアのラブロフ外相は17日に電話会談した。国務省によると、ルビオ氏は、米政権がウクライナとロシアの恒久的な和平実現に向けた構想の概要を全ての関係国に伝達したと説明。ロシア外務省は、両氏が今後も意思疎通を継続することで一致したと発表した。

 国務省によると、ルビオ氏はロシアとウクライナの戦闘終結に向けたトランプ大統領らの意欲を改めてラブロフ氏に伝達。全ての関係国に合意形成への決意があれば和平実現は可能と強調した。

 ルビオ氏は訪問先のパリで、ウクライナや欧州の政府高官にも同様の内容を伝えたとし「勇気づけられる反応」があったとの見解も示した。