【ワシントン共同】トランプ米大統領は17日、第1次政権でイラン核合意から離脱した理由について「期間が短すぎた」と説明した。核合意はイランが核開発活動を10〜15年制限することが柱だったが、トランプ氏はこれを上回る長期の合意を目指す考えを示した。
米側はイラン核問題を巡る同国との協議でトランプ氏の意向を伝えるとみられる。協議を仲介する中東オマーンは19日の次回会合をイタリア・ローマで開くと発表した。
トランプ氏は、イスラエルのネタニヤフ首相が立案した早期のイラン核施設への攻撃計画を退けたとの米報道に関し「退けたわけではない。(攻撃を)急いでいないだけだ」と語った。