【ワシントン共同】米国務省のブルース報道官は8日の記者会見で、ウクライナがロシア軍に参加していた中国人兵士2人を拘束したことについて「憂慮している」と述べた。中国の軍民両用物品がロシアのウクライナ侵攻を可能にしていると指摘。「核保有国である中ロの協力が世界を不安定化し、米国や各国の安全性、繁栄を低下させる」と非難した。
米国とロシアの代表が10日にトルコ・イスタンブールで協議することも発表した。議題は米ロの外交関係改善に向けた在外公館業務の正常化で、ウクライナ情勢は議論しないとした。ロシアも8日、協議開催を発表した。