記者会見する国民民主党の玉木代表=8日午前、国会

 国民民主党の玉木雄一郎代表は8日の記者会見で、夫婦の姓の在り方を巡り、結婚前の旧姓の使用を広く認めるため、法的効力を付与する案を検討する考えを示した。この案を軸に党内議論を進めていくとも述べた。

 筆頭の戸籍者を定め、子どもを含めて筆頭の戸籍者の姓を名乗るのを原則とすると説明。旧姓の使用を希望する人には「戸籍に法的な効果が出る形で載せる」と話した。ただ記載方法などは未定だとした。

 選択的夫婦別姓賛成派、旧姓使用の拡大を主張する人のいずれにも「結婚前の姓を使い続けたいというニーズは共通する」と指摘した。